ひずみゲージで調べてみました。

d0174278_2134985.jpg先日は、山梨県工業技術センターに伺いまして、制作した中空シャフトの曲げ強度を調べて来ました。

お客様での使用中に曲がってしまう問題がありまして、その原因究明のためです。 これ以前にも、先端部が高温になるとのことで、高周波焼入れで先端だけ高温にして影響確認をしたりした部品です。

今回は、共和電業様の「ひずみゲージ」を使用させていただきまして、塑性変形に至る荷重量を確認してみました。

工業技術センターさんは、とっても素晴らしい所でして、ここに伺うと本当に様々なことを調べることが出来ます。
一緒にいったお客さまも技術畑の方でしたので「ホントに何でもありますね~」と興味津津。 当社では、水冷流路部品の腐食確認にもよく利用させてもらっていますし、電子ビーム溶接を立ち上げる時も大変お世話になっています。

d0174278_218289.jpgさて今回は、曲げ強度試験の話です。
この「ひずみゲージ」は僅かなひずみ=変形を電気信号として数値化してくれます。 器具に固定したままで変形が分かるので、荷重/開放を繰り返して、見た目には分からない変形量を確認することができます。 荷重を開放しても元の数値に戻らなければ、弾性変形が塑性変形に代わったポイントです。

念のため・・・、弾性変形=変形させる力を抜いた後、元に戻る変形
塑性変形=変形させる力を抜いた後、元に戻らない変形   でして、
一定の荷重を超えると変形が元に戻らなくなって「塑性変形!」となります。
「まずいっ! 曲がっちゃった!」の状態です。

今回の部品では、約20㎏の荷重で塑性変形に至ることが判明。    でも、20㎏ってどんなもの???
写真の状態のまま試してみました!

ググググって押してみると、20㎏って相当な重さです。 押している手が痛くなります。
ところが、
グッ、グッ、グッって押すと、簡単に20㎏を超えてしまうんです。

確かに、当社で旋盤指導員資格を持つ佐野さんが「この位のもんだと、下手に扱えば曲がるよ」って言っていました。
問題があって、いろいろ調べると勉強になります。
この試験のお陰で、問題となった作業の見当がつきまして、当社の加工や納品形態の問題でないことも分かり、一安心です。
お客様は、対応しなければならない案件が出来てしまって大変でしょうが、それでも早い段階でバグ出しが出来て良かった訳です。 (13/02/07 斉藤)
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by nakamura-ss | 2013-02-07 18:54 | お仕事の出来事  

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