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電子ビーム溶接勉強会

2/20は、お客様の技術系の方を11名招きまして、電子ビーム溶接の勉強会を半日行いました。
(すいません。 写真撮るの忘れました・・・)

私は途中で退席してしまいましたが、当社のテクニカルマスターの土橋さんに講師をお願いし、
・溶接の種類、特徴
・電子ビーム溶接のメリット、デメリット
・各種溶接の設計をする際の注意点
などをご案内させていただきました。 また、今回は実際にサンプル溶接を体験してもらいまして、EBWの歪の少なさ、溶接直後の状態を見ていただきました。

こんなこともしています。

当然のことですが、様々な溶接方法には、それぞれにメリット・デメリットが存在します。 それぞれの良い所を組み合わせれば、より良いものが作れる筈です。 コスト面でも良い効果を生みます。 今回の勉強会が、より良い設計、より良い部品、より良い装置に繋がって、その一部に当社の部品を使っていただければ有り難い限りです。 (13/02/22 斉藤)
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〒400-0064 山梨県甲府市下飯田1-6-2
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by nakamura-ss | 2013-02-22 20:39 | 会社情報  

ロウ付け部品

d0174278_20251777.jpg何てことはない部品に見えているでしょうが、こいつは結構曲者です。
     今回は銅のロウ付け部品
内径・外径ともに、かなりうるさい公差と面粗さ指定が入っています。
ねじも細目ですし・・・
この突き出たパイプがとっても邪魔!
ロウ付け時の熱で完全に鈍ってますから、簡単に曲がります。


そう言えば以前、新人の女性社員に鈍(なま)した銅パイプを曲げさせたら、あまりに簡単にグニャッとなることに大騒ぎでした。
さらに何度も曲げ伸ばししていると、硬くなって簡単には曲がらなくなることに、また驚いてくれます。 新鮮な反応で、楽しいです。
「加工硬化!」ですね。 「ひずみ硬化」とも言います。

この加工硬化のせいで、「押して直す」のも職人技です。 おっかなびっくり何度も押してると、そのうち加工硬化で動きづらくなります。
(弾性変形を繰り返していても、内部には小さな塑性変形が積み重なっているらしいです。)
こうなったら、もうどうしようもありません。

当社の直しのプロの中込さんは、ひと仕事終えたあと、プラハン片手にこう言い放ちます。 「度胸が大事!
(13/02/15 斉藤)
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by nakamura-ss | 2013-02-15 20:30 | 加工事例・技術情報  

すごい風でしたね 2月13日

すごい風でしたね~。

私は今日(2/13)東北へ出張でした。
夜半からの雪の影響で「あずさ」が遅れ、乗り継ぎ時間に不安を覚えながら懐かしの武蔵野線に。(山梨に来る前は埼玉県の東の端っこ、三郷市の住民。)

もう少しで乗り換えの武蔵浦和というところで、車内放送。 「浮間舟渡―戸田公園駅間 強風のため、運転を見合わせております。赤羽方面へお向かいの方は南浦和駅より京浜東北線をご利用ください」

  ???浮間舟渡―戸田公園駅間???
  武蔵浦和はその中???
  直ぐに路線マップを探して、該当しないことは確認。  でも、そこだけが止まってんの? それとも全線?
d0174278_2217825.png  赤羽方面ではなく大宮方面は、どうなのー?
  情報足りないよー!!

と思っている間に「むさしうらわー」に到着。
結構な人が降りたので、これは大丈夫なのかな?と降車。
(この判断がまずい!
京浜東北線でも大宮に行けるんだからアンパイを選ぶべき!)
埼京線ホームに上がったら、「11時02分大宮行き」の電光掲示。
よかった。 動いてるってことだね、これは。 今11時ちょうど。

でも、全然電車は来ません・・・。 目の前を次々に新幹線が通過・・・。
10分以上経って、ようやく「全線運転見合せ中です」の案内放送。
JRさんっ「浮間舟渡―戸田公園駅間で強風のため、運転を見合わせております」では、言葉が足りないんですよ~~~。

おかげでお昼は駅の立ち食いそばになってしまいました。 まぁ駅そばって美味しいんですけどね。

甲府もすごい風だったようで、妻から
「甲府はものすごい風!全てが飛ばされそうな感じだよ!!」とメールが来てました。 (13/02/13 斉藤)
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by nakamura-ss | 2013-02-13 21:14 | お仕事の出来事  

梱包も簡単ではありません。

とっても大事な「梱包」に関して・・・。

当社は、様々なものを加工させていただいていますので、梱包にも頭を悩ませます。 バスタブ位の大きさがある真空チャンバーから0.1㎜の薄板、1m位のパイプが突き出た部品、ケーブル類の付いた部品・・・。

d0174278_9382829.jpg右の写真は、アルミのベース板(2.5㎜厚)から約100㎜の中空シャフトが突き出た部品。
このシャフトは裏側から電子ビームで溶接されているのですが、中空なので荷重がかかれば簡単に曲がってしまいます。

そんな訳で、当社で大活躍してくれるのが、段ボール!
カッターで切れるくせに、写真のように組み合わせると、がっちり荷重に耐えてくれます。
段ボールには折れやすい方向があるので、それを考えて組んであげます。
さらに、この折れやすい方向を互い違いにして貼り合わせると驚く程の強度を見せてくれます。

d0174278_9533269.jpg
左の写真は、錆びやすい部品の梱包なので、防錆油を塗布してあります。 お客様での使用時には拭きあげて使っていただくように、案内シールを貼付したものです。

梱包の機能を体系化してみると・・・
①内容物の保護 ― 内容物を劣化させる様々な要因から保護する。
②情報提供 ― 包装を見ただけで、内容物に関する適正な情報を得られるようにする。
③取扱いの利便性 ― 運搬時や消費時の取り扱いを容易にする。

「消費時の取り扱いを容易にする」って何???
市販のお菓子袋を想像すると分かります。
お菓子の袋はたいてい膨らんでいます。 不活性ガスの窒素を封入して、お菓子の酸化を防ぐと同時に、膨らませておくことによって、外からの力で中身が割れにくいようにしてあるんですね。 (当社でも製品の変色防止の為に窒素封入したりします。)
d0174278_12154956.png外の袋は、外気や細菌や光などから中身を守るようなものが使用されたりします。①の機能です。

袋が透明だと、中身が分かりますし、そうでなければ写真で分かるようになっているものがほとんど。 『暴君ハバネロ』なんかは、中身の恐ろしい辛さが存分に情報提供されたパッケージです。 もちろん裏側には、使用されている原材料や賞味期限などが記載されていて、②の機能を発揮しています。

d0174278_1212260.pngそして③。 たくさんだと持ち運び難いので段ボール箱に梱包されて流通しています。 箱から取り出されて店頭に並びますが、中身が割れないように適度に膨らんだ袋は、買い物時や家での保管時も扱いやすいです。 私の大好きな 『ハッピーターン』なんかは、中の個包装のおかげで、あのおいしい粉(ハッピーパウダーと言うらしい)が手に付かずに済みます。
ねっ、「消費時の取り扱いを容易に」してくれているでしょっ。

だんだん何の記事だかわからなくなってきてしまいましたが、梱包の機能をきちんと理解していると、梱包する時の判断が適正になるんです。 っていう話です・・・たぶん・・・。

当社の部品を振り返ってみれば、
テープの粘着成分で、ビニール袋越しでも変色してしまう表面処理があったり、
熱処理によって錆びやすくなってしまう材質があったり、梱包しづらい形状だったり・・・。

ですので、梱包する時は第一に「①内容物の保護」を考えます。
ですが、やたらと厳重に梱包すれば、経費はかかりますし、お客様が開梱するのも大変です。
ですので、「②情報提供」も加味して考えます。
強度的に弱い部分は「ここを持たないでください」と表示したり、「易損品」のシールを貼付しておきます。

梱包一つとってみても、いろいろと考えなければ適正な品質は維持できません。 (13/02/09 斉藤)
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by nakamura-ss | 2013-02-09 12:50 | 加工事例・技術情報  

ひずみゲージで調べてみました。

d0174278_2134985.jpg先日は、山梨県工業技術センターに伺いまして、制作した中空シャフトの曲げ強度を調べて来ました。

お客様での使用中に曲がってしまう問題がありまして、その原因究明のためです。 これ以前にも、先端部が高温になるとのことで、高周波焼入れで先端だけ高温にして影響確認をしたりした部品です。

今回は、共和電業様の「ひずみゲージ」を使用させていただきまして、塑性変形に至る荷重量を確認してみました。

工業技術センターさんは、とっても素晴らしい所でして、ここに伺うと本当に様々なことを調べることが出来ます。
一緒にいったお客さまも技術畑の方でしたので「ホントに何でもありますね~」と興味津津。 当社では、水冷流路部品の腐食確認にもよく利用させてもらっていますし、電子ビーム溶接を立ち上げる時も大変お世話になっています。

d0174278_218289.jpgさて今回は、曲げ強度試験の話です。
この「ひずみゲージ」は僅かなひずみ=変形を電気信号として数値化してくれます。 器具に固定したままで変形が分かるので、荷重/開放を繰り返して、見た目には分からない変形量を確認することができます。 荷重を開放しても元の数値に戻らなければ、弾性変形が塑性変形に代わったポイントです。

念のため・・・、弾性変形=変形させる力を抜いた後、元に戻る変形
塑性変形=変形させる力を抜いた後、元に戻らない変形   でして、
一定の荷重を超えると変形が元に戻らなくなって「塑性変形!」となります。
「まずいっ! 曲がっちゃった!」の状態です。

今回の部品では、約20㎏の荷重で塑性変形に至ることが判明。    でも、20㎏ってどんなもの???
写真の状態のまま試してみました!

ググググって押してみると、20㎏って相当な重さです。 押している手が痛くなります。
ところが、
グッ、グッ、グッって押すと、簡単に20㎏を超えてしまうんです。

確かに、当社で旋盤指導員資格を持つ佐野さんが「この位のもんだと、下手に扱えば曲がるよ」って言っていました。
問題があって、いろいろ調べると勉強になります。
この試験のお陰で、問題となった作業の見当がつきまして、当社の加工や納品形態の問題でないことも分かり、一安心です。
お客様は、対応しなければならない案件が出来てしまって大変でしょうが、それでも早い段階でバグ出しが出来て良かった訳です。 (13/02/07 斉藤)
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by nakamura-ss | 2013-02-07 18:54 | お仕事の出来事