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溶接は冒険

溶接は冒険_d0174278_16282534.jpg      溶接品は、時として冒険です。
当社は普段、精度のうるさいものばかり加工しているので、溶接部品、とりわけアルミの溶接部品は、溶接後加工で精度を出すのが  「普通の工程」として擦りこまれています。

で、この部品はアルミの溶接部品、図面スペックは粗級。
面肌は素材OKの指示。
それでも、切削部隊は「いつものように」溶接後にベースの板を削ろうとしています。
なので、仕上り寸法より厚い板を購入しようとしてきました。
営業としては、「こんつれぇのもんは、反り直しすりゃあ いいずら~(この位のものなら、反り直しをすればいいでしょう の甲州弁)」と粘りますが、もしやってみて駄目だったら、
「ほれ見ろ、言わんこっちゃない。営業がちょびちょびしっから~」となりかねません。

安全を見れば手間がかかり、お代との釣り合いが取れません。
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    なので、溶接品は時として冒険です。
    今回は、溶接の腕が勝ちまして、反り直しも要らないレベル。
    溶接品に限らないですね・・・・・・。
    今はどの部品も競合で単価が厳しいので、切削条件にしろ、工程にしろ、冒険しないとならない面が
    多々あります。 (14/12/05 斉藤)
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by nakamura-ss | 2014-12-05 17:46 | 加工事例・技術情報  

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